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ポンドとユーロがねらい目

2016年11月のアメリカ大統領選挙以来、為替市場でもドル高相場が続いてきましたが、2017年1月に入って、一方通行の相場にもブレーキがかかりそうな雰囲気が出てきています。そこで、今後、FX取引において利益を取れそうな通貨ペアについて述べてみたいと思います。

 

ポンド円

多くのFXトレーダーがご存知のとおり、昨年の6月にイギリス国民はEUからの離脱を選択しました。EUから離脱すれば、関税面でのメリットは喪失しますし、ロンドンに拠点を置いている金融機関が本社移転を検討していることは周知の事実です。また、2017年に入ってからメイ首相がハードブレグジットを示唆するなど、通貨ポンドが安くなる材料には事欠きません。
昨年11月のアメリカ大統領選挙をきっかけに、ポンド円相場はいったんポンド高円安に反転しましたが、昨年12月下旬に1ポンド145円を過ぎたあたりで再びポンド安円高へトレンド転換したように見受けられます。今後は、昨年10月につけていた1ポンド125円水準を目指して推移していくものと予想されます。

 

ユーロ円

昨年10月頃からは、ユーロ円もポンド円と同様の値動きを示してきました。トランプ大統領誕生決定と同時に、ユーロ高円安へとトレンドが転換し、2017年1月上旬の現時点において1ユーロ122円の水準まで10円幅で円安が進みました。
しかし、イギリスがEUから離脱するということは、EU経済圏も弱体化することを意味します。したがって、ECBが金融緩和を打ち止めする意向を示唆していますが、それはけっしてEU経済圏がこれから好景気に向かうという意味ではないと判断したほうが良いと思います。ECBが金融緩和の出口戦略を検討している理由は、あくまでも物価上昇率が上向いているからです。景気が過熱しているわけではありません。
ですから、今後はイギリスのEU離脱手続きが具体化するにつれて、ユーロ安円高のトレンドへ再び向かうものと推測されます。